スキー場のリフト券を半額補助!?若手に優しい会社です~山木組~
多様な働き方が広がる昨今は、企業も個性を求められる時代!?
新潟にも、ユニークな制度や、おもしろい活動、社長の変な趣味や、変な特技を持った社員、アイドル的存在や謎のインテリアなど、個性ある企業がたくさんあります!
そんながんばる新潟企業の珍しい特徴を紹介知るコーナー「うちの●●自慢」。 今回は、村上市を拠点に土木工事を請け負う山木組をご紹介します!
就職先を探す時、なかなか声を出して聞けないけれど、実は一番気になるのは
「この会社、ブラックじゃないよね…?」
ということだったりしませんか?
村上市にある道路や河川工事なをど行う建設会社・株式会社山木組。従業員30数名の中小企業なのですが、実は国が認めた「ホワイト企業」なんだとか!しかも、都市部から離れた村上市、特に人手不足が深刻な建設業という条件にも関わらず20代の社員が7名も在籍しているらしい。
そんな若者に選ばれる山木組の“自慢”を、若手社員と社長に聞いてきました!
同世代も多く、社員は年齢に関わらず仲良しです!
20代が7名と同世代がたくさん居るのは心強いです!話も合いやすいし、仕事で困ってもすぐに相談したり、助けてもらいやすい。また会社として、チームワークを大切にしているので、みんな年齢に関わらず仲良し。新年会に、お花見、暑気払いに忘年会。費用の全額を会社が負担してくれる社員旅行もあるし、各現場でも打ち上げもあるので、すぐにみんなと仲良くなれる環境があります。現場は笑い声の絶えないアットホームな雰囲気です。
若者の離職理由のベスト3に必ず入ると言われているのが「職場の人間関係」。同世代だけでなく、年代を問わず仲が良いというのは現場の雰囲気からも伝わってきました。風通しの良い社風が山木組に若手を惹き付ける理由?もちろんそれだけではありません!
仕事の前後に「釣行」!有給休暇も取りやすい雰囲気です
「残業しない!」という意識がみんなにあって、17時以降はプライベートな時間がたっぷりあります。私は、釣りが大好きで、仕事前の朝や、仕事後などに「釣行」しています。他にも、仕事後にスキー場のナイターで滑りに行く人もいますよ。また、有給休暇がとりやすい雰囲気もあります。先輩も積極的に有給休暇を取るので、若手も抵抗なく申請できます。プライベートが充実しているからこそ仕事もがんばれます!
「労働時間・休日・休暇の条件」も、離職理由ベスト3。先輩たちが率先して残業削減や有給休暇取得をしているからこそ、若手も気兼ねなくプライベートを楽しめるのだとか!村上市は海も山も近く、自然の中で楽しめるアクティビティが充実。社長もトライアスロンで汗を流すなど、自然を満喫している社員が多いそうですよ。
リフト券半額補助してもらいました。
この前、先輩と一緒にスノーボードに行って来たんですけど、会社がリフト券の代金を半額出してくれました。
えっ?
スノボってプライベートですよね?なんで、会社がリフト代出すのでしょう?
どういうことか社長に聞いてみました。
最近、社員の健康のために「健康増進制度」を作ろうと思って。人間ドックに行くなら費用の9割を、有酸素運動をするならそれにかかる費用の半額を会社が持つと発表したんですよ。それで、さっそく佐藤と鈴木がスノボで使いました。
「健康増進制度」とはユニークな制度ですね!
実は、若者の離職理由ベスト3に入るもう一つが「肉体的、精神的に健康を損ねたため」なんです。「健康増進制度」は社員が健康でなければ、会社を運営していくことはできないという社長の想いをカタチにした制度なのです。
会社にとって何が痛手って、人が辞めてしまうことなんです。特に私たちのように、子どもも減り続けている地域の中小企業にとっては、社員が辞めたり健康を損ねて働けなくなるというのは死活問題。だからこそ、社員がイキイキと働ける環境づくりにずっと取り組んできました。
そんな山木組は、2017年に厚生労働省から認定された「ユースエール企業」に建設業者として県内で初めて認定されました。「新卒採用者の離職率が低い」「有給取得率が高い」「教育訓練計画がある」などの12個もの認定基準をすべて満たさなければならない制度で、まさに国からホワイト企業のお墨付きをもらったと言えるのです。
スケールの大きなものづくりに関われます!
最後に仕事のやりがいについて聞いてみました。
仕事は、毎日違う作業をするし、同じ現場はない。現場ごとにやり方を考えて工夫して動くというのが楽しいです。そして、やっぱり大きな構造物ができて、その全景を見たときにはすごく感動します!それに、村上市スケートパークの外構をしたり、荒川パーキングエリアをやったりと、自分が関わった仕事がずっと残っているというのはやりがいがあります。
土木の仕事の醍醐味と言えば、やはりスケールの大きさ。日々変化する現場の中で、少しずつ景色が変わっていく様子はこの仕事でしか味わえないものなんだとか。そして、自分が関わってつくったものが何十年も有り続けるのです!
しつこいようですが…実は離職理由ベスト3※に同率で入るのが「自分がやりたい仕事は異なる内容だったため」。土木工事の仕事内容にやりがいを感じるのであれば、山木組は最高の職場かもしれませんね!
地域の中小土木建設会社である山木組に若手が集まる理由。それは、現社長が3代目として会社を継いでから地道に取り組んできた社員ファーストの職場づくりにありました!社長との距離も近い、風通しの良い環境で、スケールの大きなものづくりに関わりたい方は、ぜひ山木組をチェックしてみてはいかがでしょうか?
※離職理由ベスト3については
独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の能力開発と職場への定着に関する調査」(研究期間平成26年度~平成28年度)https://www.jil.go.jp/institute/research/2017/164.html に基づいています。